(徳島新聞 2011/10/22)
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2011/10/2011_131924608163.html ========================================== 生態に不明な部分を残す謎のチョウ「アサギマダラ」が、阿南市大井町東平の農業井出達海(たつみ)さん(66)の畑で栽培されているフジバカマに数多く飛来している。アサギマダラがフジバカマの花の匂いを好むことは知られているが、井出さん方ほど1カ所で多く栽培されている場所は珍しく、飛来数は約30匹と格段に多い。アサギマダラの研究者で元徳島県立博物館館長の大原賢二さん(61)は「生態の解明へ貴重な調査ポイントになる」と期待している。 フジバカマは秋の七草の一つ。井出さんは2007年春、知人から「植えればアサギマダラが来る」と聞いて株を譲り受け、栽培を始めた。同年秋は数匹が飛来した程度だったが、面積が広がるとともに増加。今年は10月初めから常時30匹ほどが、約0・4アールのフジバカマ畑周辺を飛んでいる。 大原さんによると、フジバカマは9~10月に花を咲かせ、10月初めからアサギマダラが飛来する。うまく育てるのは難しく、県内で井出さん方ほど栽培面積が広い場所は少ない。 アサギマダラは春に北上、秋に南下する日本唯一の渡りチョウ。長野県で放たれた個体が約2200キロ離れた台湾で確認されるほど長距離を飛ぶ。県内では阿南市椿町の明神山などでマーキング調査が行われているが、詳しい飛行範囲などは分かっていない。 井出さんは「こんなかわいいチョウがはるか遠い場所からやって来るのに感動する」と話す。大原さんは「個人宅なので迷惑を掛けないよう慎重に調査したい」としている。 【写真説明】井出さんが栽培するフジバカマの花に飛来したアサギマダラ=阿南市大井町 ========================================== フジバカマはどこで手に入りますかねw(by parnassus7)
by parnassus7
| 2011-10-22 12:37
| マダラチョウ亜科
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