カテゴリ:甲虫類( 4 )

貴重な新種含む昆虫標本6万点焼失…長野

(読売新聞 2011/05/29)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110529-OYT1T00339.htm

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長野県木曽町福島で先月24日、昆虫研究家でお好み焼き店経営永井信二さん(63)方の木造2階店舗兼住宅など計8棟を焼いた火災で、永井さんが2階書斎で保管していた国内外のカブトムシなどの昆虫標本約6万点が、ほぼ全焼していたことがわかった。

 昆虫専門家によると、学術的に貴重な標本も含まれ、永井さんは「被害総額は1億4000万円以上」と見積もっている。

 永井さんは日本昆虫分類学会会員で「世界のクワガタムシ大図鑑」などの共著がある。愛媛大環境昆虫学研究室の助手も務めた。

 標本は、約40年かけて自分で採取したり購入したりして集め、一部は研究機関から借りていたもの。約6万点のうち約3万5000点はカブトムシで、執筆中の図鑑の資料だった。ほかにクワガタムシやチョウなど多種の標本があった。

 永井さんは甲虫類を中心に250種以上の新種や亜種を命名。焼けた中には、自分が命名した「モロンシロカブト」(メキシコ産)や「エンドウゴホンツノカブト」(ベトナム産)など新種特定の基にした「タイプ標本」が8種ほど含まれていた。命名前の新種とみられる国内外のカブトムシの標本も約100種あったという。

 図鑑に収録予定だった約800種の約2割は、まだ写真撮影をしていなかった。

 日本昆虫学会評議員で、東京農大の岡島秀治農学部長(昆虫学)は「学術的な損失は大きい。貴重な標本は博物館などで保管されるのが望ましいが、日本では専門施設や分類学者が不足し、生物学の基礎が後退している。適切な保管場所が極めて少なく、今回は、やむを得ないケースだった」と指摘する。

 昆虫関連の出版、標本販売の「むし社」(東京)によると、珍しい昆虫の標本は愛好家の間では1点で約100万円もの高額で売買されることもあるという。

 永井さんは松山市出身。「多種のチョウが生息している」などの理由で木曽町に13年前に転居し、5年前にお好み焼き店を開業した。永井さんは「取り返しがつかず、標本を提供していただいた方々に大変申し訳ない。図鑑は遅れても必ず完成させたい」と話している。

 火災現場はJR中央線木曽福島駅に近い商店街。木曽署は失火とみて調べている。


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多数のチョウが生息する場所に転居するのが夢です(by parnassus7)
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by parnassus7 | 2011-05-29 12:12 | 甲虫類

縄文クワガタ発見

(産経新聞大阪 2011/05/25)
http://www.sankei-kansai.com/2011/05/25/20110525-053177.php

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a0204701_12371486.jpg 奈良県御所市の秋津遺跡で、縄文時代晩期後半(2800~2500年前)のノコギリクワガタがほぼ完全な形で出土し、県立橿原考古学研究所が24日、発表した。昆虫は腐食しやすいため残りにくく、クワガタの全身発見は初めて。全長6・3センチのオスで、小川の南岸に生えていたアカガシの根元で見つかった。大雨などの影響で泥に埋まり真空に近い状態で保たれたため、良好な状態で残ったとみられる。発見した橿考研の松岡淳平調査員は「子供のときクワガタを昆虫採集で見つけたときと同じ感動があった」と話した。

 出土したクワガタは橿考研付属博物館(橿原市畝傍町)の特別展で25日~6月12日に展示される。

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縄文クワガタの記事は、これくらいでとどめたいと思います。
(by parnassus7)
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by parnassus7 | 2011-05-25 12:35 | 甲虫類

縄文からの“目覚め” - ノコギリクワガタ出土/御所・秋津遺跡

(奈良新聞 2011/05/24)
http://www.nara-np.co.jp/20110525094350.html

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a0204701_12341558.jpg 御所市條の秋津遺跡で、縄文時代晩期(約2800~2500年前)の土の中から、オスのノコギリクワガタの全身(約6.35センチ)が見つかり、24日、県立橿原考古学研究所が発表した。大あごから爪先までほぼ完形で残っていることは極めて珍しく、同研究所は「当時の環境や昆虫学の研究にも有効な資料になる」としている。

 見つかったのは1匹で、約2.25センチの立派な大あごを持っていた。確認できなかったのは左前あしだけで、外見上に現生種との違いはみられない。拡大画像で観察すると体毛も見えた。

 弥生時代の田んぼなどの層の下から縄文時代の水の流れや木の根が見つかり、川沿いに生えた常緑樹のアカガシ(ブナ科)の根元で、クワガタは仰向けの状態で土に埋もれていた。

 クワガタが木から落ち、川の増水などで一気に埋まった可能性などが考えられるという。同研究所の松岡淳平研究員は「死後すぐに埋まり、その後も水分が保たれる状況にあった」と分析。真空に近い状態でパックされていたことで細菌による分解を免れたとみられる。

 クワガタは樹脂で保存処理され、25日から6月12日まで、橿原市畝傍町の同研究所付属博物館で展示される。問い合わせは同館、電話0744(24)1185。


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縄文ギフチョウの発見があれば、たいへんなフィーバーになるでしょうね。
(by parnassus7)
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by parnassus7 | 2011-05-24 12:30 | 甲虫類

貴重な昆虫を標本に JR守山駅前で展示印刷用画面を開く

(京都新聞 2011/08/24)
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20100824000056

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a0204701_21391887.jpg守山市のJR守山駅西口にある市駅前総合案内所で、滋賀県野洲市久野部の農業澤七三雄さん(49)が作った昆虫標本が展示されている。国内外のカブトムシやクワガタムシ計約30点が並び、来場者を楽しませている。

 「小学生のころから昆虫好き」という澤さんは約3年前から、飼育している貴重な昆虫が弱ると、「いつまでも手元に置きたい」と標本にしている。

 世界最大のカブトムシで人気の高い「ヘラクレスオオカブト」をはじめ、海外の珍しいクワガタムシや日本のカブトムシなどを展示しており、澤さんが撮った昆虫の写真も並んでいる。

 澤さんは「珍しい昆虫の標本が多く、いろんな人に楽しんでほしい」と話している。

 28日まで。無料。28日午後1時から、澤さんによるカブトムシ飼育の質問会も行う。

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by parnassus7 | 2010-08-01 21:38 | 甲虫類