カテゴリ:シロチョウ科( 9 )

ミヤマシロチョウ 絶滅の危機 昨年から確認されず

(2017/05/07 毎日新聞)
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 高山チョウの一種で長野県天然記念物のミヤマシロチョウが、八ケ岳連峰で生息を確認できなくなり、絶滅の恐れが高まっている。このチョウは明治時代に八ケ岳で初めて発見され、諏訪清陵高校(同県諏訪市)が1970年代に精力的に調査研究活動を展開した経緯がある。生息地は他に浅間山系などにも残っているが、地元で保護活動に携わる関係者は「最初の発見地・八ケ岳で確認できないのは非常に残念」と憂慮している。【武田博仁】




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by parnassus7 | 2017-05-07 00:04 | シロチョウ科

「竹富島で繁殖を」 町蝶・ツマベニチョウ

(八重山毎日新聞 2011/09/14)
http://www.y-mainichi.co.jp/news/19190/
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 a0204701_12454815.jpg竹富婦人会(ぶなる会・與那國光子会長)の役員5人は13日午後、川満栄長町長に「竹富町蝶(ツマベニチョウ)の食草繁殖」を要請した。竹富島で町蝶・ツマベニチョウを繁殖させようという取り組み。チョウの食草となるギョボク(魚木)を町内で増やそうという要請に対し、川満町長は「竹富島を起点に町内をツマベニチョウが飛び交う楽園にしたい」と前向きの姿勢を示した。

 竹富婦人会によると、竹富島で町蝶・ツマベニチョウとその食草となるギョボクが減少している現状を、與那國会長が全国放送のラジオ番組で呼びかけたところ、鹿児島や沖縄本島の園芸店や個人から50~60本の提供を申し出る協力があったという。
 與那國会長は「当面は竹富島をモデルにギョボクを増やし、ツマベニチョウの繁殖につなぎ、町内の島々に広げていきたい」と述べ、ギョボク苗の送料負担を要望。船会社の好意で通常の半額で運搬できるという。

 川満町長は「デイゴ再生にも積極的な竹富島で町蝶も再生させようという取り組みに感動している。今回はなかなか気がつかなかった部分に気づいていただき、積極的な取り組みに感謝している」と喜んだ。
 同会では「ギョボクを育て、チョウを育てる今後の活動」として、PTAや青年会、保育所の保護者会、民宿組合など島内の各団体に呼びかけて個別にギョボクの苗を管理してもらい、ツマベニチョウが産卵したあと、卵・幼虫・サナギの保護策を講じるなど取り組みを進めていく考え。

 要請終了後、與那國会長は「サナギから羽化する瞬間をみんなにも見てほしい。チョウの飛び交う竹富島の景観は観光客にも喜んでもらえるはずだ」と意気込みを話した。

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へえ~、町チョウに指定してましたか。ツマベニも減っておるのかな。
取組の成果に期待ですねえ。(by parnassus7)
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by parnassus7 | 2011-09-14 12:44 | シロチョウ科

黒いモンシロチョウ展示 倉敷市立自然史博物館

(山陽新聞 2011/08/13)
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2011081313254426/

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a0204701_1254142.jpg 岡山県鏡野町富西谷の富小学校で羽化した黒いモンシロチョウの標本が、倉敷市立自然史博物館(同市中央)で公開されている。31日まで。

 チョウは幅5・4センチで、全体が薄墨色。同小の3、4年生が授業の一環でモンシロチョウの幼虫を飼育していたところ、6月上旬に黒いチョウが羽化。国内では2008年に京都府で確認された1例のみで、同博物館の奥島雄一学芸員は「世界的にも、極めてまれなのでは」と言う。

 同小では交配にも取り組んだが、成功することなく死んでしまったため、同博物館に寄贈、標本となった。

 チョウの模様を研究する琉球大大学院生の平良渉さんは「環境によって変化する斑文変異の範囲を大きく逸脱しており、白と黒のどちらを作るか決める役割を担う遺伝子の一部が完全に壊れていた可能性がある」と推測するが、詳しい解明は困難という。

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西欧に「黒いハクチョウを探すようなもの」ということわざがあった気がしますが、黒いモンシロチョウも同じですね。モンクロチョウと呼びます?(by parnassus7)
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by parnassus7 | 2011-08-13 12:52 | シロチョウ科

ミヤマモンキチョウに歓声 東御市・池の平湿原で観察会

(信濃毎日新聞 2011/07/24)
http://www.shinmai.co.jp/news/20110724/KT110723SJI090005000.html

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a0204701_115432.jpg県山岳協会自然保護委員会(杉田浩康委員長)は23日、東御市湯の丸高原の池の平湿原で高山チョウの生態観察会を開いた。13人が参加。県版レッドリストで準絶滅危惧種のミヤマモンキチョウが軽やかに舞う姿を見つけ、「きれい」と歓声を上げた。

 山の自然を知ってもらうことで自然保護への関心を高めようと、2005年から年1回、一般参加者を募って開催。県内でシカの食害を確認したり、ライチョウを観察したりしている。

 この日は、チョウに詳しい自然写真家の栗田貞多男(さだお)さん(65)=長野市上松3=が講師を務めた。湿原の遊歩道を歩きながら「ミヤマモンキチョウはモンキチョウに比べて一回り小さく、羽の縁がピンク色です」と見分け方を説明。ミヤマシロチョウやベニヒカゲも探しながら、さわやかな風が吹く一帯を歩いた。

 さいたま市から妻と訪れた自営業渡辺英城(ひでき)さん(46)は「初めて見たミヤマモンキチョウの羽の色が鮮やかだった」と喜んでいた。


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ミヤマモンキチョウの観察会というのは2005から行われていたのでしょうか。初めて知りました。栗田さんのお話も聞きたいです(by parnassus7)
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by parnassus7 | 2011-07-24 01:00 | シロチョウ科

ミヤマシロチョウのエサ メギの木植樹

(伊那毎日新聞 2011/06/11)
http://inamai.com/news.php?c=kyofuku&i=201106081606270000043328

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伊那市の高遠小学校と高遠北小学校の児童は8日、入笠山で、県の天然記念物ミヤマシロチョウのエサとなるメギの木を植えました。

この日は、高遠小と高遠北小の4年生50人が、伊那市の入笠山でメギの苗木を植えました。

これは、氷河期から生存し生きた化石ともいわれる貴重なミヤマシロチョウを保護しようと、H15年から毎年行われています。

児童らは、10センチほどの穴を掘ると根を傷つけないよう丁寧に植えていきました。

指導した県自然観察インストラクターの征矢哲雄さんによりますと、昭和20年頃までは入笠山で沢山のミヤマシロチョウをみる事ができましたが、乱獲やメギの木の減少によりH15年には数匹しか確認できなかったという事です。

メギの木は高さ80センチ程まで成長すれば、蝶が卵を産み幼虫が葉を食べることができるという事で、この日植えた苗木がそうなるには、10年ほどかかるという事です。


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入笠山での食樹はメギでしたか。当地の保全活動、間に合うでしょうか・・回復を祈念(by parnassus7)
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by parnassus7 | 2011-06-11 21:40 | シロチョウ科

.人ふでがき:茅野ミヤマシロチョウの会会長・福田勝男さん

(毎日新聞 2011/05/28)
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20110529ddlk20070011000c.html

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◇希少種守り、多様性願う--福田勝男さん(69)

 白く美しい羽を持ち「深山の妖精」とも呼ばれる県の天然記念物ミヤマシロチョウ。かつて八ケ岳連峰周辺などに多く見られたが、現在は県内に9種類いる希少な「高山チョウ」の中でも「最も衰亡が進んでいる」といわれる。

 このチョウが生息できる環境を取り戻そうと、08年に地元の有志らで「茅野ミヤマシロチョウの会」を結成し、会長に就いた。

 激減の背景にあるのは、幼虫の食樹でトゲがあるメギ科の植物が別荘地開発などで切られたこと。わずかに残る生息地を守るため、春や秋は幼虫が食樹の枝に作る巣の保護など、夏の成虫期には会員と保護・監視活動にあたる。

 採集が禁じられているのに、今も採集者が絶えない。さらに予想外のことが起きる自然の力にも翻弄(ほんろう)される。「昨年は春先の雨氷の影響で巣が落ちるなどして、チョウの数が減ってしまった」

 茅野市で育った子供時代にチョウの採集に熱中した。建設会社に就職して全国の現場を回っていた30代のころ、再び捕虫網を振るうようになった。

 98年に帰郷。第二の人生にあたり、「自然破壊をしてきたせめてもの罪滅ぼしとして、自然保護をやろうと思った」と振り返る。

 八ケ岳で初めて発見された地元と深い縁があるチョウだけに、取り組みにも力が入る。

 チョウが蜜を吸う植物を増やすことなどが今後の課題だ。子供部会では自然・農業体験の催しも開いており、若い世代に自然の素晴らしさ、面白さを伝える使命もある。

 「チョウも植物も含めた生物の多様性を大切にし、自然への理解を深めてもらいたい」と願う。【武田博仁】

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活動の成果をお祈りしています。(by parnassus7)
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by parnassus7 | 2011-05-28 12:07 | シロチョウ科

昆虫2種絶滅 「危惧種」68増

(読売新聞 栃木 2011/05/24)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20110523-OYT8T01277.htm

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県版レッドリスト 7年ぶり改訂

 県内でほとんど姿を見かけなくなった昆虫のコガタノゲンゴロウとヒメシロチョウが既に絶滅していたことが、県が7年ぶりに改訂した野生動植物の県版レッドリストでわかった。長期にわたり生息情報がなく、同リストの見直しを行った改訂専門委員会は「絶滅」と判断した。改訂版では県内の絶滅危惧(きぐ)種は68種増えて946種に上り、以前は市街地周辺で見られた身近な生き物が希少化している実態が浮き彫りとなった。

 県は2004年にレッドリストを策定し、05年には冊子化した「レッドデータブックとちぎ」を発刊。その後、06、07年に環境省が全国版のリストを改訂したこともあり、県も今回初めて県版リストを改訂した。

シモツケコウホネ(県提供) コガタノゲンゴロウは平野部の水路やため池に生息し、体長2・5センチ前後。宇都宮市で1960年代まで見られたが、その後は確認されていない。環境省のリストでも最も希少な絶滅危惧1類に分類されている。

 ヒメシロチョウは河川敷の草地などに生息し、羽を開いた大きさは2センチ前後。那須町で70年代に確認されたが、食草の減少などで見られなくなった。同省は絶滅危惧2類としている。

 県版リストの改訂委員長を務めた古野勝久・県立博物館学芸部長は、「山岳部の国立公園などの希少生物はある程度保護されているが、平野部は開発の影響を受けやすく、昔は普通に見られた生き物が希少化しつつある」と説明する。

 今回の改訂では、環境の変化などで希少性が高まった147種を追加。逆に多くの個体が確認されたり、元々県内に生息していないことが確認されたりした36種は削除し、リストの掲載は111種増えて1393種となった。県自然環境課は「里山の手入れ不足や、シカなどによる食害、外来種の増加なども野生生物を脅かしている」と話す。

 一方、専門家の調査の結果、前向きな情報も上がっている。06年、日光市と那須烏山市に生息する水草が県固有の新種と確認され「シモツケコウホネ」と名付けられた。地元住民らが保全活動に取り組んでおり、改訂版にも絶滅危惧1類として新規追加された。

 また、改訂前のリストでは絶滅と記載されていた多年草「トウサワトラノオ」が07年、下野市の休耕田で大量に自生しているのが見つかった。改訂版では絶滅危惧2類に変更されている。

 県版リスト改訂版は県ホームページ(http://www.pref.tochigi.lg.jp/d04/redlist.html)に掲載。6月中に写真と解説文を加えた冊子も県庁で販売する予定。

(2011年5月24日 読売新聞)

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ああ、絶滅宣言でちゃいましたか。ついに会えないままでした(by parnassus7)
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by parnassus7 | 2011-05-24 12:38 | シロチョウ科

大旱魃:湖干上がり、モンシロチョウが異常発生=江蘇

(サーチナ 2011/05/19)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0519&f=national_0519_057.shtml

  江蘇省が10年に1度という大旱魃(かんばつ)に見舞われ、19日までに面積約208平方キロメートルの石臼湖が、ほとんど干上がった。周辺ではモンシロチョウが大量に発生した。生態系の異常が原因と考えられている。中国新聞社が報じた。

  石臼湖では、湖の中央部分の幅20メートルほどの細長い水域が残っているだけという。石臼湖には長江支流の秦淮河が流れ込んでいるが、現在は途中で流れが途絶えている。秦淮河の水面は石臼湖湖底よりも高いため、地元の南京市当局は秦淮河を経由させて長江の水を石臼湖に引き入れる準備をしている。

  石臼湖周辺では、モンシロチョウが大量に発生した。南京暁荘学院生命科学科教授でチョウ類研究の専門家である李旭暉氏は、モンシロチョウの幼虫は水中に入って死ぬことが多いが、今年(2011年)春は雨が少なく生き残る確率が高かったことや、気温が高いので早く一斉に羽化しはじめたなどと指摘した上で、「最大の原因は、農薬を大量に使用しているため、天敵が激減したこと」との考えを示した。

  李教授は「チョウが多いのを見て、環境がよくなったと思う人がいるが、それは違う。ある地方に単一の昆虫が爆発的に発生することは、人の活動のために生態環境が悪化していることのあらわれだ」と警告した。

  モンシロチョウの幼虫はアブラナ、キャベツ、ブロッコリー、ダイコンなどアブラナ科の植物を大量に食べる。そのため、農家が農薬使用をさらに増やすことが考えられるという。(編集担当:如月隼人)
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by parnassus7 | 2011-05-19 20:32 | シロチョウ科

.ツマグロキチョウ:県内絶滅種が生息 相模原の市街地で田口さん採集 /神奈川

(毎日新聞 2011/04/28)
キチョウの仲間で県内では絶滅したとされるツマグロキチョウが昨年秋、相模原市の市街地で生息していたことが分かった。チョウ類研究家で県立上溝南高校教頭の田口正男さん(56)が採集して標本にした。近くに未発見の生息地がある可能性があるとみられ、絶滅種の復活が期待されている。【高橋和夫】

 ツマグロキチョウが確認されたのは、同市中央区上溝のJR相模線が丘陵と接している土手斜面。田口さんはこの場所で98年からチョウ類の定点観測を続けている。昨年11月6日の観測中、斜面の草地の上をゆっくり飛んでいる黄色い羽の小さなチョウを見つけ採捕。左右の前翅(し)の黒い部分の外側が直線状になっていることで、ツマグロキチョウ(雄)と分かった。

 05年に横須賀市内で1匹が捕獲されたが、06年の県レッドデータ生物調査報告書では「県内で絶滅」とされ、その後、09年9月に川崎市内で撮影記録があるだけ。首都圏では多摩川や荒川の上流域でたびたび見つかっているという。

 国内で生息が確認されながら県内では絶滅したとされる場合、種を回復させる手掛かりを得るため採集が認められており、田口さんはツマグロキチョウを捕獲して標本化。所属する「相模の蝶を語る会」の年報「相模の記録蝶」(2月刊行)に採集記録を掲載した。

 田口さんは「採集したツマグロキチョウは、秋に現れて成虫で冬を越して産卵する越冬型。捕獲した周辺にカワラケツメイは見られなかったが、この1匹だけでなく、ほかにも生息している可能性が大きい。複数の採集情報があれば生息域が推定でき、保護すべき区域の情報が得られる。都市化した市街地でも自然環境を良くすれば、種が復活する可能性がある」と話している。

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 ■ことば

 ◇ツマグロキチョウ
 東南アジアの暖帯域に生息。日本では宮城県が北限とされている。河原などに生えるマメ科植物カワラケツメイだけに産卵し、この葉だけを食べて生きる。県内ではダム建設や河川改修の環境変化で、カワラケツメイが少なくなったのに伴い、相模川水系に多くいたツマグロキチョウも70年代後半から生息数が減少。80年代にはほとんど見られなくなった。
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by parnassus7 | 2011-04-28 12:56 | シロチョウ科