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アカシジミ大発生で住民絶句/弘前・沢田地区

(東奥日報 2011/07/10)
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2011/07/17041.html

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 弘前市沢田地区を中心に、小型のチョウのアカシジミが大量に発生している。日暮れ時には山の尾根筋を覆わんばかり数キロにわたって群舞し、周辺住民は「きれいだけど、あの数は…」と絶句。日本チョウ類保全協会理事で津軽昆虫同好会の工藤忠さんによると、大発生は今年で3年目の現象だが、「今年は特に考えられない規模。世界的に見ても極めてまれ」と話す。今後は原因の究明も含め、動向を見守っていくという。
 アカシジミはシジミチョウ科で、全国で見られ、本県でも岩木山などに生息している。幼虫の餌となるナラ類(ブナ科)の木に卵を産み、卵で越冬し、6月下旬から7月上旬に成虫となる。寿命は約2週間で、日暮れ時の約1時間に最も活発に活動する。
 大発生しているのは相馬ダムの川沿いに、同市大助から西目屋村田代までの数キロで幅は1キロほど。リンゴ園付近で多く発生し、一時病害虫かと心配されたが、幼虫の餌はナラ類なのでリンゴ樹などに害は出ない。
 付近のリンゴ園で作業していた同市大助の農業男性(52)は「3、4年前から多くなってきたなと思っていたが、リンゴ園に降りてきたのは昨年から。今年はもう山全面を覆う感じ。リンゴにいたずらしないので気にしないけど」と話す。
 同市沢田のリンゴ農家の女性(75)も「50年住んでいるけど初めて見る。害にはならないし、朝はきれいだなと思って見ているが、すごい量だからね」と苦笑いした。
 工藤さんによると、津軽昆虫同好会には2009年から目撃情報が入り、昨年から本格的に調査。「昨年の時点でも全国で話題になったが、今年はその10倍規模。発生数は多過ぎて計り知れない」と語る。
 工藤さんによると、チョウはそもそも天敵によって卵や幼虫の死亡率が高く、大発生は珍しい。中でもアカシジミはデリケートな種で、岩木山では一日探し回っても数個体見つけるのがやっとだという。
 原因は生態系のバランスが崩れたことが考えられるというが詳細は不明で、来年以降も大発生するかどうか分からないといい、工藤さんは「ここまで大規模なのは極めてまれ。今後の動向を見守りたい」としている。

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管理人も実際に現地へ見にいきました。壮観でしたね。
範囲は広がっていたのですか。それでも、見られるのは狭い範囲のようでした(by parnassus7)
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by parnassus7 | 2011-07-10 00:37 | シジミチョウ科
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