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ミヤマシロチョウ 絶滅の危機 昨年から確認されず

(2017/05/07 毎日新聞)
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 高山チョウの一種で長野県天然記念物のミヤマシロチョウが、八ケ岳連峰で生息を確認できなくなり、絶滅の恐れが高まっている。このチョウは明治時代に八ケ岳で初めて発見され、諏訪清陵高校(同県諏訪市)が1970年代に精力的に調査研究活動を展開した経緯がある。生息地は他に浅間山系などにも残っているが、地元で保護活動に携わる関係者は「最初の発見地・八ケ岳で確認できないのは非常に残念」と憂慮している。【武田博仁】




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by parnassus7 | 2017-05-07 00:04 | シロチョウ科

ミヤマシロチョウのエサ メギの木植樹

(伊那毎日新聞 2011/06/11)
http://inamai.com/news.php?c=kyofuku&i=201106081606270000043328

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伊那市の高遠小学校と高遠北小学校の児童は8日、入笠山で、県の天然記念物ミヤマシロチョウのエサとなるメギの木を植えました。

この日は、高遠小と高遠北小の4年生50人が、伊那市の入笠山でメギの苗木を植えました。

これは、氷河期から生存し生きた化石ともいわれる貴重なミヤマシロチョウを保護しようと、H15年から毎年行われています。

児童らは、10センチほどの穴を掘ると根を傷つけないよう丁寧に植えていきました。

指導した県自然観察インストラクターの征矢哲雄さんによりますと、昭和20年頃までは入笠山で沢山のミヤマシロチョウをみる事ができましたが、乱獲やメギの木の減少によりH15年には数匹しか確認できなかったという事です。

メギの木は高さ80センチ程まで成長すれば、蝶が卵を産み幼虫が葉を食べることができるという事で、この日植えた苗木がそうなるには、10年ほどかかるという事です。


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入笠山での食樹はメギでしたか。当地の保全活動、間に合うでしょうか・・回復を祈念(by parnassus7)
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by parnassus7 | 2011-06-11 21:40 | シロチョウ科

信州の生物 多様性の危機克服を

(信濃毎日新聞 2011/05/30)
http://www.shinmai.co.jp/news/20110530/KT110526ETI090003000022.htm

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 動植物はいろいろな種類がいてこそ、人への恵みも大きい。多様性が世界的に失われ、長野県内でも危機的な状況がいくつも見られる。保全のために行動を強めたい。

 深刻な危機の一つは、高山帯の植物がニホンジカに食い荒らされていることだ。南アルプスのお花畑はかつての面影がない。増えすぎたシカなどは中山間地の農作物も食い荒らしている。

 高山帯では温暖化などが原因でライチョウの生息範囲が狭まり、個体数が減ってきた。

 県のレッドリストによると、絶滅の心配が特に高い1(I)類の動物は89種。イヌワシ、ミヤマシロチョウなどだ。植物はもっと多く、アツモリソウなどが心配される。

 外国からもたらされた外来種が在来種を駆逐したり、生態系に影響を及ぼしたりという例も多い。アレチウリにからみつかれた木々の姿は痛々しい。

 多様性が損なわれた大きな原因は、人の活動拡大にある。開発や河川改修、森林伐採で生息環境が狭められた。乱獲や盗掘、高山植物の踏みつけのほか、二酸化炭素(CO2)排出による温暖化も打撃を与えている。

 反対に、人の活動が縮小したことも危機を招く。過疎化や高齢化で里山や草地、水田の利用が減ったため、その環境に適した動植物が少なくなっている。

 それぞれに対策を急ぐべきだ。南アルプスの長野県側の4市町村などでつくる食害対策協議会(事務局・伊那市)は、南ア北部の県側でシカを駆除する。山梨県側では既に始めている。両県が連携した取り組みが大切になる。

 希少種を守る機運を高めたい。絶滅危惧種のオオルリシジミが見つかった飯山市ではシンポジウムを開き、「北信濃の里山を保全活用する会」を設立した。

 飯山に限らず、各地域が足元の貴重な動植物に目を向け、守る取り組みを強めてほしい。誇りと自信につながるはずだ。

 県は生物多様性県戦略の骨子案をまとめた。山岳地域で観光と保全を両立させるエコツーリズム、環境に優しい農業支援、森林セラピー基地整備、滞在型市民農園を活用した農林業体験の促進なども行動計画に盛り込んだ。

 景観と多様性が守られてこそ、心が落ち着き、野や山の幸も順調に供給される。それが県外客をひきつけ、県内経済も潤う。骨子案をもとに論議を深め、市町村も地域も学校も企業も団体も、力を合わせて取り組みたい。

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全国的に機運が高まっていくとよいと思います。(by parnassus7)
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by parnassus7 | 2011-05-30 12:26 | バラエティ

.人ふでがき:茅野ミヤマシロチョウの会会長・福田勝男さん

(毎日新聞 2011/05/28)
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20110529ddlk20070011000c.html

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◇希少種守り、多様性願う--福田勝男さん(69)

 白く美しい羽を持ち「深山の妖精」とも呼ばれる県の天然記念物ミヤマシロチョウ。かつて八ケ岳連峰周辺などに多く見られたが、現在は県内に9種類いる希少な「高山チョウ」の中でも「最も衰亡が進んでいる」といわれる。

 このチョウが生息できる環境を取り戻そうと、08年に地元の有志らで「茅野ミヤマシロチョウの会」を結成し、会長に就いた。

 激減の背景にあるのは、幼虫の食樹でトゲがあるメギ科の植物が別荘地開発などで切られたこと。わずかに残る生息地を守るため、春や秋は幼虫が食樹の枝に作る巣の保護など、夏の成虫期には会員と保護・監視活動にあたる。

 採集が禁じられているのに、今も採集者が絶えない。さらに予想外のことが起きる自然の力にも翻弄(ほんろう)される。「昨年は春先の雨氷の影響で巣が落ちるなどして、チョウの数が減ってしまった」

 茅野市で育った子供時代にチョウの採集に熱中した。建設会社に就職して全国の現場を回っていた30代のころ、再び捕虫網を振るうようになった。

 98年に帰郷。第二の人生にあたり、「自然破壊をしてきたせめてもの罪滅ぼしとして、自然保護をやろうと思った」と振り返る。

 八ケ岳で初めて発見された地元と深い縁があるチョウだけに、取り組みにも力が入る。

 チョウが蜜を吸う植物を増やすことなどが今後の課題だ。子供部会では自然・農業体験の催しも開いており、若い世代に自然の素晴らしさ、面白さを伝える使命もある。

 「チョウも植物も含めた生物の多様性を大切にし、自然への理解を深めてもらいたい」と願う。【武田博仁】

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活動の成果をお祈りしています。(by parnassus7)
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by parnassus7 | 2011-05-28 12:07 | シロチョウ科